やりました!サブ3.5!洞爺湖マラソン! 次はトレイルへ突き進む!

走り始めて15年目。自分スタイルで楽しんで走ります♪

「作.AC真駒内マラソン」ゴールまで③

週末\(^o^)/

鰹のたたきと白ワインですっかり酔っ払ってるけど レポ書くぞ〜♪

 

※※※

 

朝は、気温は3度くらい。

所々が凍っている可能性があるので、足元注意。

 

5分30秒のグループに入るが、集団走というものに全く慣れない私。

とにかくペーサーさんがはっきり見える位置につけよう思う。

始めは5分20秒くらいに上がって、早めのペースで行くんだろうか?と不安になったけど信じるしかない!!と付いていく事だけに集中する。

 

公園内と河川敷10キロを4周+公園内のアップダウン2.195キロのコース。

 

河川敷のコースはもっと道幅を広く使用すると思ったら、一本の道でスライドする。

これは、狭い!!(゚д゚)!

 

このガチランの人達が集まる大会で仮装ランする選択肢はエントリー時からなかったんだけど、イカ被ってなくてよかったーと安堵しました(^◇^;)

イカの足が周りの人に接触とかも考えられるしね。

 

周回3周目になるとサブ3軍団に抜かされてきます。

邪魔にならないように避けるように走ります。

 

周回4周目になると10キロのカテゴリーの方達に抜かされます。

 

抜かす方もほんと大変だ(^_^;)

往路も復路も人がいて その間をガチのスピードで駆け抜けなきゃならないんだから。

 

で、

 

私は走り始めから何もかもが新鮮で( ´∀`)

そりゃ「素」ランが7年ぶりだから無理はない。

 

仮装ランでのいつもの給水は 立ち止まってイカ脱水にならないようにしっかり補給。

走りながらコップを素早く取るとか、混雑に気をつけて補給するとか、この7年すっかり忘れて気ままに走ってきました。

今回それができずに始めは戸惑っていたけれど、補給を重ねるほどに昔の感覚が蘇ってきた。

 

そして、

 

自分が走りに集中してるのがわかる。

久々のスナイパーの目。

 

いつもは沿道の応援の方達に笑顔になってもらいたい。

笑ってもらってなんぼの世界で生きているのにね。

 

けど、

 

ラン友さんや沿道の応援や、ボラを頑張ってるラン友さんに周回毎に会えるのでスナイパーの目がほぐれてにっこり笑ってリラックスもできる。

いいバランスだ。ありがたすぎる。

 

周回、いいやん!!

 

ラン友さんの応援に笑顔で応える。

私、楽しそうだ( ´∀`)

 

集団が大きく、周りに体の大きい男子がいるとその中に埋もれているように走っている時も多かった。周りを見渡す余裕もなくて(・・;)

その中でもスライド時に私に気づいてくれたラン友さん達のエールが聞こえた。

みんな大変なのに本当にありがとう。スナイパーの目が和らいでパワーが充電されるのを感じる。

 

で、

 

足の調子はどうだ。

 

15キロから古傷の左ハムが張り始めた。

とにかく一定のペースで走る続けること。それが一番疲れないと推しである三津家さんが言ってたから足に負荷をかけすぎない走り、すなわち ペーサーさんに付いていくに集中する。

 

気持ちが乗ってくるとこの集団から飛び出したい気持ちにもなる。

これがタイムを狙っていた時の私だ。前半で貯金を作る走り。

そして そこからしばらくしたら落ちていく。

今回はペーサーさんにタイムのコントロールを委ねているので、そういう方向に一切ならない。時計を見ながらペースを確認する作業さえいらない。

 

楽だ〜〜〜( ´∀`)

 

で、

 

集団にいると、ちょっとクセのある方・・・

例えば 足音が異常に響くとか、息遣いが異常に激しい方が側にいたりして。

正直 のまれそうになる・・・でも集中力が低下するのは自分自身の責任。

そこを気にしなくなるくらいの自分でいようと思う。

 

あと私はちびなので周りの大きい方の肘が目の前の位置にきて(^_^;)

怖い!と思って足元にスキが生まれると側の方と足が接触をしたりして。

集団のプラス面とマイナス面を知る。

いい体験させて頂いたと思う。

 

20キロを終えて、ここからはチャレンジの領域。

ペース走はここまでしかやってないから。

 

30キロ、公園内の登り坂がちょっと辛いと感じる。

 

「ここからだ!!」

そう思える自分に久しぶりに会えた。

気持ちは強い。しっかり走る気持ちにしかならない。

 

32キロから足が攣ってくる。

でもこの攣り具合は我慢できる痛さ。

「私はもっと強い痛みを知っている。大丈夫、大丈夫、走り続けたら次第に消える」

そう唱える。

 

でも 足裏が攣ってきて体のバランスを保つのが難しくなってきて、側の人にぶつかりそうになってきて。プラス ちょっと前にぐねった足首が痛み始めた。

ここが踏ん張りどころ。今、止まったらもうペーサーさんに追いつけない。ここをしのげ!!と気持ちを保つ。

 

ちょうど、

 

応援のラン友さんがいた。

気持ちがほぐれる。体もほぐれる。

行ける!!大丈夫だ!!

 

36キロ。

ペーサーさんの真後ろにいつの間にかついていた。

「あと6キロ。30分も走れば終了ですよ〜」

とペーサーさんが声をかけてくれる。

 

一瞬、30分長いな〜と思ったんだけど その何倍も走ってきたことを考えると30分なんてあっという間みたいなもんだ。と思い直したら笑顔になった。

 

今回 自分に一番足りないものは「サブ4をする!!」という強い想い。

「ペーサーさんに付いていく事=サブ4」になるわけなんだけど、今の自分の力を精一杯発揮したいだけであって 数字に縛られその目標が達成されなかったら自分の評価を下げ、自分の頑張りを認めてあげないような事はしたくなかった。

 

だから数字の目標は立てなかった。

 

ほんとの正念場の時に、具体的なその想いが強くない自分は弱いかもしれないと感じてた。

 

だけど、

 

ペーサーさんのすぐ後ろを走って 彼のゼッケンに書かれている文字が

 

「頑張れ!! サブ4!! 諦めない!!」

 

だったんですよね。

ずっとその文字を見ながら走ってました。

そしたら もう見事に洗脳されてて( ´∀`)

 

もうやるしかないってね。

 

40キロ。

ペーサーさんが言う。

「ここまで来たら もうサブ4確定です。頑張りましたね」

 

ランナーさんの声が聞こえた。

「俺、 初めてのサブ4だ!!」

 

あ〜 おめでとう!!

初めてのサブ4、すごく嬉しいね。

この集団にいて 本当によかったと思いました。

誰かの喜びも一緒に感じれるんだから。

 

そして、

ペーサーさんが言う。

「行ける人はどんどん抜いていって下さい。ただ ここは登り坂。無理すると明日に響きますので ここを登ってからの下りで気持ちよく走ってゴールできますよ」

 

一瞬、潰れてもいいから上げたい!!という気持ちが湧き上がりましたが、そんな余力もないのでやめた。

 

「明日に響く」ような走りは私には必要ない。

昔は「この体壊れてもいいから、最後を上げたい」って自爆テロ的な考えがいつも頭をよぎってました。次の日 筋肉痛もなかったら「追い込んでなかったんだな〜。もう少し力を出せたんじゃないんだろうか」って。

 

でも もうそれは過去の私です。

 

7年経って、私は細胞レベルでも全て入れ替わってる。

福岡伸一先生に言わせると「別人」。

今 大事なのは「怪我せず走り続ける体でいること」だもんね( ´∀`)

 

ペーサーさんについていく。

最後の登り坂が一番辛かった。

 

そして 下り坂。

ペーサーさんが「ここを頑張れば56分前半でゴールできますよ〜」と仰る。

周りのランナーさん達の足取りも速くなる。

ペーサーさんも速くなってる。

 

待って〜〜 緑の風船を追いかける緑な私。

お礼を言わなきゃ〜〜〜

めちゃくちゃ ここ必死だったんだけど(^_^;)

ラン友さんの応援の力もあってどうにか追いつく!!

 

「ありがとうございました!!」とお礼を言う。

本当にここまで導いて頂いたのは ペーサーさんのお陰しかない!!

 

そして 満面の笑みでゴール\(^o^)/

 

昨年10月の「別海町パイロットマラソン」ではペースというもの自体が全く抜けていて、サブ4なんてもうする事はないだろう、ペースを維持して走り続けるなんてできる気がしないって思ってた。

 

でも、

 

「故障しない」を前提にした日々のジョグの中にWS5本を入れる事で少しづつ少しづつスピードが上がってきて。それをする事も苦しくて体が慣れるまで時間がかかったけど、小さな習慣でも必ず生きるって感じた。

 

それを積み重ねたから 今回練習で20キロペース走までできる体になったんだと思った。

初めてのイーブンペース・・・充実感が体中を駆け巡った。

ゴールで思わずジーンときちゃいましたね。

嬉しかった( ´∀`)

 

・・・長々とお付き合いして頂いてありがとうございました。

あと1回、レポ続きます♪

 

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