以前 UPした記事。
この本でまだ 自分の中に落とし込みたい箇所があるので
引き続き 引用祭りさせて頂きます( ´∀`)
今回は【ロングトレイルの醍醐味編】
レース中 折れた足指でもうダメだと思っていた時に
道端で水をくれたおばあさん。
そして バジルの葉っぱをジュレクの耳の後ろに置いて
ほっぺたにキスしてくれた時のくだり。
突然、気持ちが軽くなり、力強さを感じた。それはあのおばあさんの親切のおかげなのか、あるいはバジルだったのかはわからないけれど、心の中で何かが変わった。僕はウルトラマラソンの中でこういう瞬間が大好きで、そのために走っていた。全てが絶望的で、前に進むなんてもう無理だと感じているときに、ちょっとした温かい行為、小さな一歩、一口の水によって気づくことがある。無駄なことなんて何もない、前に進むことこそーとりわけそれが馬鹿らしく思えるときにこそー世の中で最も意味があることなんだと。・・・・・(省略)
状況は何一つ変わっていなかった。軽い脱水症で、折れた指のために足を引きずりながら走っていた。暑くて、疲れていて、まるで野球のバットで叩かれたようにふくらはぎと大腿四頭筋が痛んだ。でも、気分は別人のようだった。
わかるーーーーー!!!
私レベルでもね、
ちょっとした温かい行為、小さな一歩、一口の水によって気づくことがある。
この部分は とても共感できるんですよ( ´∀`)
サロマウルトラ100キロに初めて出た時、28度ぐらいだった。
あの時の冷たい麦茶・・・ボランティアの方達の優しさ・・・
ほんと苦しかったから 今もあの麦茶の事は忘れられない。
「UTMF」でも 絶望から救われる時を体感したいな( ´∀`)
で、
野球のバットで叩かれたようにふくらはぎと大腿四頭筋が痛んだ
この部分・・・ 痛みすぎるでしょ(;´∀`)
野球のバットで叩かれたような痛みって
「アウッ!! あうっ!! あうっ!!」って
一歩ずつ進む毎にオットセイ並みに声出るって。
この痛みだけは体感したくないな〜。
で、
これも抜粋。
折れた足の小指はもう気にならなくなっていた。体は痛かったけれど、もうどうでもよかった。それが数あるウルトラマラソンの偉大なる喜びの一つだ。耐えられないほど痛いと思っていても、そのまま続けるといずれ痛みはどうってことなくなる。ウルトラではそんな復活を3回も4回も5回も経験する。ゴールまであと64キロもあった。でもここでも100マイル(やそれ以上)走るランナーには嬉しいことがある。どんなに遅れて絶望的になり、大失敗だと思ってさらに絶望しても、またチャンスがやってくるからだ。救いは手が届くところにある。でも考えたり、頭で理解しようとしたりしてもその救いは来ない。「とにかくやるんだ」
ウルトラは絶望が訪れても また 復活できる!!!
確かにっ!!!( ´∀`)
昨年のサロマウルトラでも 70キロ付近が一番辛くてたまんなかったけど
90キロからは「エンドルフィンを分泌させ 最高な気持ちでゴールするんだ!」
という ただひたすらヤクを求める感じで(笑) スピードを出せたりしたもんね。
その時は
体は痛かったけれど、もうどうでもよかった。
という気持ちそのまんまでしたね。
「UTMF」でも
どんなに遅れて絶望的になり、大失敗だと思ってさらに絶望しても、またチャンスがやってくるからだ。
ここの部分を存分に感じてきたいな。
ジュレクさんの本は こちらも読む予定。
とにかく前進を続けろ。一点に集中しろ。いまに存在しろ。ウルトラマラソン界の王者スコット・ジュレクは、40代で壁に突き当たり、新たな挑戦を決意する。それは、全米No.1トレイルであるアパラチアン・トレイルの最速踏破記録(FKT)を樹立すること。襲いくる脚の激痛、孤独感、幻覚。神秘的で荘厳な原生自然との闘い。妻ジェイルーや仲間に支えられながらも、立ちはだかる壁はあまりに高い。それでも走り続ける本当の理由は何なのか―。46日8時間7分にわたる、激闘を描いた極限のドラマ。
こちらも読むのが楽しみ\(^o^)/
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