やりました!サブ3.5!洞爺湖マラソン! 次はトレイルへ突き進む!

走り始めて13年目。自分スタイルで楽しんで走ります♪

「UTMF 2022」富士吉田からゴールまで⑥

GW6日目、

じゃなくて 7日目。

どこかで1日狂ってた(^◇^;)

 

私は今回 10連休という長い休みとなっている。

「UTMF」でもお休みを頂いたというのに そんなシフトになっている。

 

「必要とされてないんだろうか」と 旦那さんに言ったら

 

「交代要員的な役割でしょ」と。

 

あー、そうだなと納得。

私はそんなもんだ^^;

 

で、

 

今日は梅が綺麗な平岡公園ランをしたんだけど、衝撃的な出会いが!! 

 

イベントでも何でもなく 普通に「にゃんこう大使 三毛猫星人」さんはそこにいた。

自撮りして楽しんでらした。

初めて見たからびっくりした!!

見た目のインパクトが凄く 驚きで一瞬ひるんだけど一緒に写真をお願いした。

神出鬼没な方なんですね。そのリアルさは感動ものだ!!

SNSで調べたら「〇○たま」までちゃんとついてた・笑(^◇^;)

 

これで走ったら 凄いだろうな〜。

周りを笑顔にしてた 三毛猫星人さん。

私も「北海道マラソン」でのイカ仮装ラン もう少し磨きをかけなくては!!

とても刺激になりました(´∀`)

 

あっ 長くなってしまった。

ゴールまでのレポ いきましょう〜♪

 

*****


「 U9  富士吉田エイド」  

IN AM2:38  OUT   AM4:02

 

1時間20分もエイドにいたんですね〜^_^;

 

ちょうど INしたら 何度もエイドであった先行するHちゃんがいた。

20分程 仮眠してたという。

仮眠室はテントという事だったけど 見たら室内でストーブもある。

さっきもふらふら幻覚見たし 時間も余裕あるから寝た方がいいと判断。

道端3分寝だけじゃもうダメだ・・・

 

「吉田うどん」と「塩むすび

吉田うどんの腰の強さは凄い。咀嚼力が低下してる・・・

塩むすびが喉を通らない。塩だけ舐めたい・・・

 

でも 無理やり胃袋におさめる。

食べなきゃダメだから。

 

結局 私が持参したジェル11 個は半分残ったし、バー4本は手付かずで終わった。

後半になればなるほど「甘い」ものが食べたくなかった。

ある程度 エイド食(大半バナナとおもてなし食)で賄った感じだけど「いなり寿司」と「梅干し」と「フルーツ」と「トマト」が食べたかったですね。

やはり サポーターがいるとそういう自分の好きな物にありつけるからいいよな〜。

それでも 自分で切り抜けるしかないという経験も貴重だよね。

 

で、

 

建物内で10分だけ横になる。

ガクッとすぐ寝る。

今回はアラームをセットした。

室内でストーブの横に寝たから 暖かいとどこまでも眠りそうで危ない、危ない。

 

で、

 

目覚めて支度をして 朝の4時に出発。

 

まだ暗い・・・

 

ここから霜山に入るまで 市街地をぐるぐるするコースとなる。

私はコースを全く把握してなくて 前の人にただついて行った。

先程 10分寝たけど猛烈に眠くてヨタヨタ。

横にいたランナーさんもそうだった。

 

ここのパートを一人きりで進んでいたら ロストして大変だったと思う。

眠たくても 疲れていても 自分の判断で行かなければ。

人を頼るだけじゃなく 自己責任で進むのは大切。

 

ここ、凄く反省(−_−;)

 

で、

 

ここのグルグルロードだけで4キロも。

霜山に入る場所でボラの方が

 

「あと11キロですよ〜」と教えて下さる。

 

えっ!! たったのそれだけ!!

 

この霜山は最後の山。

そこを登って下れば もうゴールだなんて。

もう終わってしまうなんて。

 

夜が明け 明るくなってきたら そんな事を思う程元気になってきた。

 

で、

 

気にかかるのは 旦那さんと息子がゴールで迎えてくれるか、という事。

このままゴールしたら時間が早過ぎ 間に合わないかもしれない。

 

じゃ、

 

時間はあるし 自分にご褒美あげるか〜と 私の得意分野 行きますかっ!! 

 

ヒトリシズカ」と「スミレ系」

 

熱心に写真を撮っていたら ランナーさんが

「この花 何て名前ですか?」と聞いてくる。

 

「わかりません、昨年まで覚えていたはずなのに まるで覚えてないのです」

 

と言ったら「ヒトリシズカだよ」と若干 呆れ顔で言いました。

知ってたんかーーーいっ!!(笑)

 

とか、

 

腰が痛くて辛そうな女性と話したり。

立ち止まれば また いろんなコミュニケーションが生まれる。

 

私達の道しるべ。

夜はいつも光っていてくれた。

 

これも写真を撮ってたら

「風に吹かれるから撮りにくいよね。俺も撮ったよー」ってね。

 

これを見るのもあと少しか・・・

 

ランナーさん達が駆けて行く。

 

 

上からも駆け下りてくる。

あ〜 いいトレイルだ。最高だ(´∀`)

 

で、

 

ボラの方に「あと4キロだよ」と教えて頂く。

 

「たったの4キロ!!もう終わりなのか。寂しい」と思う。

 

「家族がゴールに来るのが間に合わないかもしれないから あまり早くゴールしたくないんです」

 

というと、

 

「色んな人がいて 楽しいね〜」とボラの方が笑う。

 

私も楽しくて笑った(´∀`)

 

 

で、

 

また進むと ランナーさんに道を譲られる。

 

「足が痛くて遅いので 先に行って下さい」と。

 

「大丈夫ですか? ずっと痛くてここまで来たんですね」と言うと

 

「スタート前から故障してて・・・ここまで来れました」って。

 

あーーー ほんと色んな人がいるな。

よくここまで耐えてきたな・・・こんな長い道のりを・・・

と思ったら 私の涙腺はゆるんでいく・・・(^◇^;)

 

で、

 

旦那さんと息子に連絡。

 

この「遅らせる必要ないよ!」という言葉の意味にすれ違い発生!!

 

私の解釈・・・もう会場入りしてるくらいなのかな。近くにいるな。

旦那さんの気持ち・・・そんな時間調整するより気持ちよくゴールしてくれ!!

 

と あとで本意がわかる(^◇^;)

 

あと 3キロ!!

 

あーーー、ほんとにもう終わりだ・・・

と感慨に浸ってたら kobitokuさんと奇跡の再会\(^o^)/

今回 宿の手配から前泊でご一緒したりで 何から何までお世話になったお方!!

 

再会を喜び合い「40時間切りでゴールできるかも」と教えてもらう。

 

40時間切り・・・

 

こんなにのんびりしていたくせに時間の事を教えてもらうと「ロード」の癖が抜けてないのか すぐにアドレナリンが爆発して「ウォーーーー!!」となってしまうのが私の癖でして(^◇^;)

 

がーーーっと走ってみるが がーーーっも持続しないし、速く走ったら家族が来てないかも・・・のんびり行こうと我に帰る。

 

で、

 

ビクトリーロードに入る。

みんなが拍手で迎えてくれる。

 

「旦那は?」・・・

「息子は?」・・・

 

キョロキョロする。

 

そうしたら 先にゴールしてたTOMSAIさんが声かけてくれた。

動画も撮っていただいてありがとうございました!!

 

で、

 

結局 旦那さんと息子はいなかった・・・ヽ(;▽;)

 

でも ふと前を見ると六花さんが!!!

 

六花さんは2019年の時「勝山」でリタイアした私を迎えてくれたお方。

その時の表情とか、声のかけ方が、ボロボロになった私に寄り添うようにして頂いて ありがたかったんですよね。

 

わーーーーっ!!!

また六花さんが出迎えてくれるんだ!!

今度は笑顔だ!!!

 

と テンション上がりゴール\(^o^)/

 

「やったーーーーーー!!」

 

と笑顔しかなかった。

そして 気づく・・・

一緒にここまで来てたkobitokuさんより 

先にゴールしてしまった事を・・・(−_−;)

 

あーーー、やらかしてしまった・・・

私はそんな自分本位な人間です・・・人でなしと呼んで・・・ごめんなさい

 

 

で、

 

向こうから びっくり顔をしたと思ったら 頭を抱えた人達が歩いてくる・・・

家族ですね。

旦那さんと息子はゴールに間に合わなかった。

一番感動を分かち合いたかった人達。

ずっと私を支えてくれた人達。

 

なんかこういう大事なとこを外すのが 我が家らしくって笑えた。

 

無事にゴールできました。

今までありがとう。

 

そこからkobitokuさんとTOMSAIさんと名残惜しいがお別れし、ホテルへ直行。

レンタカーがあるとありがたい。楽だ〜♪

 

 

体の いたる所に貼っていたテーピングを取っていく。

「この足で私は ずっと走って来たんだな」と汚い足が愛しくなる。

 

朝食やら 甘いものやら おつまみや ビール。

たくさん準備してくれてた家族。

 

息子から記念品がプレゼントされた。

 

お酒とお猪口。

優しすぎだよな・・・

2019年にリタイアして めためたになってた母に付き添ってくれたのは息子。

2022年の息子も ただただ 優しかった。

ありがとう。

 

その後 お風呂に入ってビールを飲んだら2時間爆睡。

 

コト切れたようにバッタリ。

いつも寝つきはいいけれど 次元の違う寝つきの良さ。

全力で遊び疲れて寝る子供に戻ったようだった。

 

色んな方から応援のメッセージを頂いてて それを確認するも途中でバッタリ。

 

こんなに自分を応援してくれてたなんて・・・嬉しかったですね・・・

今 こうやって時間が経過してくると「完走」の喜びより

その「気持ち」の方がじーーーーーんときたりする。

 

何かを成しえたより 人は人に支えられて人を求めているんだなと改めて実感してる。

本当にありがとうございました。

 

で、

 

その後 2019年も行ったアメリカン調のお店へ。

 

モリモリが止まらない!!

めっちゃ美味しいーーー!!!(猫ちゃんが外にいました)

 

「なんか夢見てるみたいだ。完走してビール飲んで美味しいご飯を食べてるなんて」

 

と 言ったら 旦那さんが

 

「そうだよ、これは夢なんだ。本当は 今、お前は道端で寝てるんだよ。もう少しで夢から覚めるよ」

 

って言うんですよ。

 

爆笑した。このブラック加減が好みだ。

 

・・・幸せだ(´∀`)

 

 

私にとって100マイルはゲームに似てた。

 

私は元ゲーマー(笑)

ドラゴンクエストファイナルファンタジー

そして バイオハザードとかをやり尽くした。

 

バイオハザードの次の扉をギギギギギと開けたら次に何があるんだろ・・・

みたいにトレイルを前に進んでいく。

 

どこをどうやって準備して行くか、一つ一つ自分のやり方でクリアしていく。

それはとてつもなくやり方は無限で奥が深過ぎて。

やればやるほど ハマっていく感覚が予想される。

 

もちろん辛かった事もたくさんあったけど 

「面白かったーーーー!!」と 心から思えるダンジョンがいっぱいで。

 

こんなに面白いものだと思わなかった。

 

それもこれもお天気のお陰。

 

2019年の時は雨で私は天気を呪った。

富士山が全然見えなくて「辛さ」しかなかった。

 

今回は最高の富士山!!

体調も万全!!

気力も充実!!

 

この3大要素がなければ 私は完走できなかったと思う。

そして これが揃うのは奇跡的な事。

走りの神様はいるんだなと思った。

 

40時間ちょっとの旅、終了!!

 

*****

 

長々とレポを読んで頂いてありがとうございました。

改めて 応援して頂いた方、気にかけて頂いた方、

本当にありがとうございました。

 

次回は 大会後の気持ちを書いてみます♪

 

いつも見に来て頂いてありがとうございます!

ポチッと押して頂ければ幸いです。 

にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ