今日から筋トレ、フィジカルトレーニング再開( ´∀`)
今までと同内容。
空気椅子は 3分続けて出来なかった。
プランクは 安定の5分。
今回も強く、強く、強く感じたので(しつこい(;´∀`))
これからも地道に頑張るぞい( ´∀`)
あっ あと 険しく垂れ下がった顔が(大会での苦悶の表情が継続してた)
ようやく平常に戻った気がする・・・50代の戻りの遅さを呪う(笑
さっ レポ 行こ( ´∀`)
★★★
【A2 麓まで 28キロ】
霧雨続く・・・
レインをザックの上から羽織って 荷物を極力濡らさないようにする。
荷物は 全てジップロックに小分けにしてるけど
ザックもビチョビチョにならないようにしてた方がいい。
Mサイズのレインゆえ、前チャックは閉めれない。
今度買う時は 上はLサイズにしたいな。
ここからが本番に突入と言っても過言じゃない。
いよいよ山岳パートに入る。
あらかじめ 夜の寒さに備えてニット帽と 厚めのグローブは
先程の「富士宮エイド」でポケットに入れといた。
皆が 止まって用意してるのを尻目に どんどん山に入ってく。
少しでも前に進んでおきたかった。
ここから急登が始まるんだ・・・TVで観た景色だよね( ´∀`)
後ろから会話が聞こえた。
仲間同士の男性2人組。
焼きそばなかったら、心折れるわ~
もうそん時はソースだけでも舐めたい。
野菜炒めだけでもあればいいよな。
この山岳パート28キロが終われば「A2 麓」の
富士宮焼きそばエイド。
みんな 焼きそばがあれば頑張れるよね。
同じ気持ちだね( ´∀`)
登りは急登。
みんな連なって歩いてく。
まだ 序盤だから急登だけど 皆 足が動いている。
私も 着実に一歩一歩。
天子ケ岳に着き、
長者ケ岳に着く。(19:00)
しばらく進む。
そこで気になるのは「チップの接触不良」で 私の記録が途絶えている事。
もう大丈夫なのだろうかとスマホで確認。
・・・全然 動いてない。
後ろの方に聞いてみる。
昨年も MFに参戦してた女性。
「応援ナビの反応が悪くて 昨年もそういう現象あったみたいですよ」
と教えてくださる。
そっか・・・じゃ 時間の問題かな・・・と思う。
ボラの方にも聞いてみる。
「そういう事もありえるので 麓エイドに下りたら確認してみて下さい」
うん、わかった。
そうしてみます。
標高の高いボランティアの方は ほんと寒いだろうに・・・
ありがとうございます。
で、
ハッとする。
私を応援ナビで追ってくれてる人達は みんな 私が動かないから
リタイアしてると思ってる(゚д゚)! と 気づく。
皆に連絡しなくては・・・
打ってたら スマホのバッテリーが落ちてしまった(;´∀`)
多分 気温5度?4度?くらい?
私のスマホは バッテリーが寒さで落ちやすい(劣化)
冬の藻岩山でも何度も経験してたんだけど
ここでもそうなるとは想定外だった(;´∀`)
そして スマホに充電器をつないだりしてたら
体が完全に冷えてしまって震えてきた・・・
まずい 動いてる分にはいいけど 止まるとだめだ。
それでなくても 寒がりで今の私は「骨」と「たるみ皮」でできてる人間。
絶対 冷えてはいけない。
動け・・・
動いて、あったまれ・・・
ヒーヒーフー
ラマーズ法的な息切れをしながら 熊森山の登りを行く。
たけーよ〜
熊森山、たけーよ〜(;´∀`)
で、
山頂到着。
わ〜い あとは下るだけだよと思ったら、
渋滞!!!(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!
ここから始まる ドロドロ大渋滞!!!
ちょっとで終わるのかと思ったら ロードに出るまでずっとだった。
そっか〜 これか〜・・・
暗闇の中を ドロドロの急坂。
足の置き場が無い。
転んでる人がいっぱい。
足場が安定せず 滑るように下りていくので
ストップ所の要は 木に捕まるしかない。
ツーーーっと滑っては 目標の木をガシッと握り止まる。
それを繰り返していく。
登山道と思われる場所は もう原型をとどめてない。
その列は 横並びに5列ぐらいになってて
それでも速く進みたい冒険野郎達は
もっと端にコース取りして下りていく。
あのこねくり回したようなトレイルは後日 修復するのだろうか・・・
こんな光景 初めてだった・・・
なんだこれ?(;´∀`)
こんな泥祭り・・・ もう必死だよ!!!
必死というのはスゴイもので ハセツネの時は動いて10時間ぐらいに
眠気が襲ってきてたから その時間帯を警戒してたんだけど
「夢中」だから、「夢中」だと全く眠たくならない。
「夢中」の力ってスゴイな〜
「下る」事しか考えてない自分・・・そういうのが結構好きだ。
私も転んで泥だらけ。
厚めのグローブが泥だらけ。
で、
私は 大会前から風邪をひいていて(;´∀`)体調管理がほんと不十分
喉が痛かったり、耳の調子が今いちだったりで不安があった。
けど「風邪、引いたな〜」なんて言葉に出してしまったら
その言霊で一気に悪化しそうで 風邪の事は忘れようとしていた。
で、
ここで鼻水が止まらず(こ汚い話になっていきます)
このドロドロ泥グローブで垂れっ鼻を拭こうとしたら
顔がひどいことになるしと、
それにも増して 必死に下っているから拭くのが間に合わない。
で、
そのままにしてたら 夜の泥の中に
鼻水が何本も綺麗に垂れていく様を私は初めて見た( ・`ω・´)幻想的
誰かにかかってたら ごめんなさい(;´∀`)
でね、
この渋滞ドロドロスリッピートレイルで何が一番怖かったかというと
渋滞による停止。
そこで 一気に体が冷えてく。
私は「骨」と「たるみ皮」でできてる人間(;´∀`)
体脂肪がこの「UTMF」に向けての6ヶ月で
随分と減った人間であるから 寒さに通常より相当弱くなっている。
その場で足踏みでもしようかなと思ったら
ドロドロで滑り落ちてしまいそうだし 体を揺らして対応しました。
動いていれば レイヤリングはOKだったんだけど
止まるとほんと この状態。
ニット帽被ってたから保温効果有りで よかった( ´∀`)
で、
このドロドロスリッピートレイルなんだけど
足は確かに疲労するけど 余り 難儀な感じはしなかった。
(何度も転んでるけど(;´∀`))
あれに似てる・・・
それは 藻岩山のザラメ雪面での下り方に似てたからだ。
練習時の後半時期はアイゼンつけずにトレランシューズで
体重移動で対応するようにしてたから
これは役に立ったかもと思った( ´∀`)
雪国での練習でも いい事あるよ♪
そして 思う。
この薄着で渋滞の波に飲み込まれる軍団・・・
これって あれっぽい・・・
昨年の「サロマウルトラ100キロ」前日での「網走監獄」
過酷な環境で道路を作る囚人達!!!
道路作りの為に 薄着で 山のドロドロの中を歩き続ける私達・・・
雨も降っている・・・囚人は進む・・・
進み続けなければならない・・・そんな感じか(;´∀`)
ちなみに 今回息子宅滞在中に 私にあてがわれたテーブル。
ダンボールテーブル。
囚人的な(;´∀`)
まぁそんな囚人の事を思ってたら(不謹慎だと怒られそう(;´∀`))
ロードに出た\(^o^)/
ボラの方から「ここから10キロでーーーす」と。
えっ まじ?! 10キロも(゚д゚)!
この日は濃霧が凄くて ヘッドライトだけでは見えづらい。
薄ぼんやり 前方のランナーが見える。
ハンドライトを出すのも 泥がいろんなとこに付きそうで見送る。
安全性を後回しにし、手間を惜しむ所が私の弱点だと思う・・・
でね、
私は この時 ドロドロから抜け出した喜びに体が満ち溢れていて
下りで勢いがついてしまい
どれだけ抜いたかわからないくらい抜いた(;´∀`)
道路は全然はっきり見えないから
ガードレールが白く浮かび上がっているのを頼りに走った。
ぐおーーーっ!!!
焼きそば・・・
焼きそば、命!!!
そんなハイテンションで足を使い尽くした私。
エイド前の上り坂に差し掛かると 全ての力を使い果たしていて(;´∀`)
もう止めてもいいと何度も思った・・・
そして「麓」エイド到着。
到着時間 12:10
到着予定 11:10
1時間遅れてる。
少しでも余裕度が欲しいから 行動はさっさと。
まずは「応援ナビ」が止まっている事を告げなければ。
目に入った リタイア申請コーナーへ。
事情を話すと「応援ナビ」と「計測」は全く別のものだから大丈夫。
現時点でリタイア扱いになってはいないから大丈夫。
という事だった。
ならばっ!!!
お味噌汁を頂く。
具を選べる。
油揚げゲット。
あっ 焼きそば!!!
残り4つで あったーーー\(^o^)/
(紙コップ入り。早めのランナーには祭りとかで使われるペラペラの容器だったようだ)
その後 入ってきたランナーさんの
「えっ!!! 無いの!!! 焼きそば無いの!!!」
という悲痛な叫びが聞こえた(;´∀`)
ここまでで 51キロ。
あのドロドロを超えて 焼きそばなかったら泣くよ・・・
後ろの方だから 渋滞も長いよ・・・
体も冷えたよね・・・
トイレに行くけど 結構 場所が遠く感じる。
行って帰ってきたら あっという間に時間経つ。
休む暇は全く無い。
15分くらいの時間はあっという間に経ってしまった。
エイドに来るまでは もう止めたいって思いもあったけど
出る時は 一切そんな思いがなくなる。
ボラの人達の力だね。
「エイドは大海原のオアシス」って 鏑木さんの言葉思い出す。
ほんとにそうだね・・・よくわかったよ。
有り難いね・・・( ´∀`)
今日も長々と読んで頂いて ありがとうございます。
まだまだ 続いてしまいます・・・(;´∀`)
いつも見に来て頂いてありがとうございます!
ポチッと押して頂ければ幸いです。