やっと衣替えした(;´∀`)
そしたら 赤のスパンコールのタンクトップ出てきた・・・
こ、これはっ!!!(゚д゚)!
昔「DA PUMP」のライブに行く時
友達と色違いおソロで買ったもの・・・
コレ目立つ・・・
イカ仮装ランの時 使えないだろうか( ´∀`)
・・・さて レポへ
★★★
【A3 本栖湖まで 15キロ】
麓エイドを出て また 徐々に高度を上げていく。
とにかくゆっくりでも前へ前へ進むしかない。
端足峠までも長かったけど 竜ケ岳までも長い。
私は 末端冷え性・・・
濡れたグローブで 指先がかじかんでた・・・
ここで【装備】について
今回 装備で失敗した。
グローブのチョイスを誤った。
家から出る時の天気予報では 雨は数時間予報。
自分は末端冷え性で「濡れる」という事より「寒さ」を警戒してた。
冬の練習時の装備は スキーの時のごっつい革手袋。
いつも「雪」でぐっしょり濡れる事は無かったため、
「雨」の対処法がすっぽり抜けてた(;´∀`)
「寒さ」対策の為 グローブは重ね履きにして
薄いのから厚いのまで計4つで 臨機応変に対応しようとしていた。
で、
一番厚手のを旦那さんから借りてきてた。
重ね履きだから 一回り大きいのが必要だったから。
で、
結果、
その いつも履いてないものを持っていって痛い目に(;´∀`)
使い慣れた物をもっていくべきでした・・・
見た目 耐水性があると思っていたけれど
ぐっしょり濡れてしまった・・・
従って 次の夜に使うのは無理(^_^;)
エイドのストーブの前で まったり乾かす時間なんて私には無い!!
これ 持っていくべきだった(;´∀`)
裏ボア「防寒テムレス」
ほんと出発する時 迷ったんだよ・・・
これにするかどうか・・・
青々しく(;´∀`) 冬場はこれだけだと私の手には冷たくて
日頃 使ってなかったけれど 雨にも対応し重ね履きもできるから
自分の持ってるものの中で これが最適チョイスだったと思う。
実際 あとで会う女性ランナーさんが エイドでこれを
貸してもらったと見せてくれた。
困った時ってさ〜
誰かに言ってみるものだよね。
それが解決できる事あるかもしれないから。
自分一人で抱えてると
「こんなグローブでもう一晩超えれるか・・・」
そんな不安ばかりが募って パフォーマンスにも影響与える。
心が揺らぐと体も連動したな、私は(;´∀`)
ほんとこの装備については 痛い目にあったので
今後に絶対生かす!
色んな場面でのシュミレーション、対応力つけたい!
そして【サポート】について
今回 自分はサポートは無し。
始めは旦那さんがやってくれるとか言ってたけど
都合つかず 結局 無理(;´∀`)
自分も故障して 練習が積めてないのもあって
どこで終了するかわからない。
誰かにお願いする気も無く。
そして サポートが有るのと無いのと どういう違いがあるのか
体験したい気持ちもあった。
エイドでは サポート有りの人達とエリアが別れてて
何かしら孤独感や寂しさを感じたりするかな〜と思ってたけど
特に感じもせず。
ただ その次の「A4精進湖」では すぐ横にサポート付きの人達がいて
その至れり尽くせり度具合に「いいな〜」と思った(笑
サポートがいれば この今回の失敗のグローブの件も
ぐっしょり濡れた物を回収してもらって
新しいのをつけれるんだな。
そして 何より 次のエイドに待っててくれる人がいる!!
というのは力になる( ´∀`)
その人の為にも たどり着く・・・そんな気持ちになれる気がする。
で、
レポに戻る( ´∀`)
竜ヶ岳の手前で 手のかじかみが強くなってきた。
急登で呼吸も荒くて ジェル投入。
が、
手がかじかんでるから 飲み口を切る力が出なくって(;´∀`)
歯で食いちぎって、かろうじて針の穴ぐらい開く。
それを チューチュー吸う。
一つのジェル補給で こんなに時間かかった事なかったよ。
ホッカイロもあったんだけど ドロドロの手でザックの中身を
まさぐるのも面倒くさくなってしまいしなかった・・・
自分の弱点は 手間を惜しむことと
末端冷え性の手だな・・・
その他もあるけど・・・(;´∀`)
竜ヶ岳に到着。
その後 下り。
熊森山の渋滞ほどではないけれど みんなゆっくり連なって歩く。
九十九折の登山道は 深い泥。泥のわだちがスゴイ。
ぬかるんで 足をとられる。
この時 私の靴紐はちょっと緩んでいて 靴が脱げそうになる事数回。
紐を結び直すのも 手がかじかんでて グローブを脱いで
締め直す事すら自信がなかった(;´∀`)
で、
私は今まで 余りギアに興味がない人だった。
ある物主義っていうか お金かけないっていうか(;´∀`)
ただ この靴紐の件でも ちゃんとこういうのがあって。
これなら 私のような手がかじかんで結び直すもの無理って人も
簡単に調節可能なわけです。
便利なギアは積極的に取り入れる!!!
ここも自分の改善点だな( ´∀`)
そして 下りが続いてた時 アラーム音が・・・
私だ(;´∀`)
AM4:10 目覚ましかけたままだった・・・
道の脇にそれ 止める。
そこで ちょうど身支度をしてた女性と話す(上記のテムレスの方)
彼女は 昨年に続き2回目。
昨年は 故障を抱えて参戦し「A7山中湖 127キロ」まで進んだそうだ。
「今回はどこまで行けるかな〜」って
とても元気で素敵な方だった。
みんな 故障あっても頑張ってるんだって
力 頂いたんだよね。
今いる「竜ヶ岳」の下りは 土が固く 昨年はガンガン下れる場所だったけど
ここまでドロドロになるとは思ってなかったわ〜って。
次のエイド以降の下りも ガンガン行けるとこがあるけど
ここがここまでひどいなら 次もどうだろう・・・と。
ドロドロ状態は続く覚悟でいくか・・・
そして 私はここまで富士山を1回も見てない、と気づく・・・
色んな角度から 富士山を眺めたい、
そんなモチベの自分が富士山を見れてないなんて・・・
何を楽しみに来たんだっけ?
ここは夜富士が綺麗なとこだよな・・・
マイナス思考が頭をもたげた。
けど その彼女が海外の大会の事とか
試走した時の事とか 色々 話してくれて
マイナス思考飛んだ( ´∀`)
本当に人の力に助けられます。
ありがとうございました!
竜ヶ岳の下りを終え、ロード3キロ!
と ボラの人が教えてくれる。
段々 明るくなってきた。
到着時間 AM5:00
到着予定 AM2:15
随分 ここで予定が狂ってきてる・・・(;´∀`)
エイド建物内に 男女別のトイレあり。
鏡で自分の顔見たら泥が・・・さっと洗ってから補給へ。
オレンジを立て続けに頬張る。
水々しいものは ほんと美味しい!!!
ご当地名物「ゆば丼」は売り切れ。
自分が相当 後方なのを自覚。
ストーブの前のベンチに腰を下ろす。
スタートしてからここまで 座ったのは初めてだ。
(あっ エイドのトイレで座ったか。洋式だった・笑)
17時間半 動き続けたか。
今まで 必死で座りたいとも思わなかった。
すぐに泥だらけぐしょぐしょのグローブの始末。
しっかりジップロックに密閉し 他の荷物に影響与えないように。
新しいグローブ重ね履き。
やっと落ち着く。
ふと話し続けている人を見たら プロトレイルランナー石川弘樹さんだった。
かっこいいーーーーー( ´∀`)
昨年は「A8 20曲峠」でボラしてたという記述は見てたけど
ここにもいてくれたんだな〜
(あとで知ったけど色んなエイドに出没し 最後はスイーパーまでされていたとか)
「ここで長く休まない方がいい」みたい事 話されてたと思います。
さっ 私も行かなくちゃ。
多分 20分ぐらいはいたと思う。
時間があっという間。
食欲はある。
胃腸も大丈夫。
まだ 自分は元気だと思った。
長々とお読み頂いてありがとうございます。
長いでしょ、ほんと(;´∀`)
まだまだ 続きます・・・
いつも見に来て頂いてありがとうございます!
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