つづきです・・・
ゴールまで一気に綴ります( ´∀`)
☆☆☆
歩いたり、走ったりを繰り返してた。
けど 歩きの楽さに慣れちゃうと走れそうな道も 惰性で歩いてしまい(;´∀`)
これじゃいかんと 気を引き締めようとやったのが
「木陰は走って、日向は歩こう」作戦♪
そういうルールを一回作ってしまうと ちょっとゲーム感覚で楽しくなる。
楽しくなると体が動く♪
よし、いい感じで動いてきた!!!
あとは アイスエイド目指して一直線だ!!!( ・`д・´)
私の「アイス」に対するモチベは相当高かった(みんなそうだったと思う)
下りの林道&ロードに出た箇所もあり、
「アイス、アイス、アイス、アイス」って小声でつぶやきながら
波に乗り 何人か抜かした。
抜かす時は「アイスエイドの為に頑張りましょう」とか声かけて
エイドにたどり着くまで 多分 6人くらいは抜かしたと思うんですよね・・・
エイドにたどり着いて セイコーマートのメロンモナカアイス、ゲット!!!
ガブっと 一切れ食べる。
かーーーーーーっ!!! 美味しい( ;∀;)
そしたら 係りの人が言うんですよ。
「このアイスがラストです」
(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!
私で最後・・・私で・・・
私のアイスに対する情熱が高すぎた結果だったのか
ラッキーと言えばラッキーなんですが、
すぐ後からアイス楽しみに走ってる方の気持ちを考えると・・・(;・∀・)
そしたら 若い男性がやってきて
「アイス 売り切れっ!!!! うわーーーーっ」と。
そりゃ当然のリアクションですよ。
モナカアイスは2切れ分あった。1切れ分をあげよう。
「これ、食べて下さい」と差し出す。
彼、驚く。
「いや、いいんです。食べて下さい。昨日も抽選会で一番違いで外れたり、今もアイスが食べれなかったり、今回はそういう運命だったと思って受け入れますから!!」
って 言うんですよね。
「いいから、おばちゃんの言う事ききなさいっ!!」
って ちょっと強引に詰め寄ったりしたんだけど
あまりしつこくするのもあれかな、とか
若い女の子からだったらもらったでしょ、とか(笑
ちょっと自虐的な事もよぎったんだけど
これが 今大会で得るテーマだったのかと腑に落ちた。
彼が言った、
「運命だと思って受け入れる」
これが全て。
今回 大会途中にコース変更になったり、コースロストしたり、
はたまた 前日スピード違反で捕まったりね、色んなハプニングがありました。
もし自分が今年の最大のメインレースである「ハセツネ」でこのような事態に
陥ったら ほんとに気持ちが落ち込んで びーびー泣いてると思う。
その大会に賭けてる気持ちが大きいほど 気持ちの振り幅は大きくなるから。
今回の大雪山は「とにかく経験値を上げる」という目的でやってきた。
そして 色んなハプニングを経験させてもらって
「こんな事もトレイルでは多々あるから それを淡々と受け止めて気持ちを繋ぐ」
そんな経験をさせてくれた大会だったんだなと。
だから「運命だと思って受け入れる」っていう潔い言葉を
このアイス場面で頂いて これも運命だったんだなと思った。
おおげさなんだけど そんな気持ちにさせられた( ´∀`)
で、結局 彼にあげれなくて残りの1切れも食べた。
「運命だから」食べた(;・∀・)
エイドで交わすこんなやり取りも トレイルのいいとこだと思う。
ここから ゴールまでの表示が16.5キロ・・・
ウソでしょ・・・7キロぐらいの計算だったのに。がっくりする(:_;)
(実際は7キロであってた)
が、
ここから また 人に助けられる。
ちょうどお知り合いランナーさんと遭遇し
これからの大会に向けての意気込みとか ランを始めてから生活が変わった、
こんなにランに打ち込むと思わなかった、走ってよかったとか
前向きな話を展開できて 歩きたいとこも走れた( ´∀`)
こんな風に出会った人と話しながら走るのも トレイルのいいとこだと
ほんと思う。
そんな自由感が好きだな〜
そして ゴール!!!
はっきり言って 達成感は無かった。
それはそうでしょう。山岳パートがなかったんだから・・・
ただ いい景色のトレイルを 人の力とアイスの力を借りながら
ただひたすら走った満足感はこみ上げた\(^o^)/
写真ができてきてた。
「老いたな〜」と思う写真がたくさん(笑
ただ 老いたけど(笑)こんなに楽しそうにトレイルを走ってる自分がいて
気持ちいい景色の中に溶け込んでて そんなのが嬉しい( ´∀`)
一番 老け込んでない写真 載ってけとこ♪
あとのは 増田明美さんに似てるのが多数だった。
いや、彼女大好きだから いいんだけど(;´∀`)
以前 ランイベントでお会いした77歳のご婦人の言葉を思い出す。
「走れる時に走りなさい。走りたくても走れない時がくるから」
彼女は 走りたくても走れない時を迎えていたけど
イベントのお手伝いを積極的にして みんなに力を与えてくれてた。
走れなくても 走りが好きなら そういう形で携わっていくこともできるんだ、
って思わせてくれた。
私にもいつかそんな時が来るから、
今は 見たい景色に向かって一直線に突き進む。
「走れる時に走るから」
10月の「ハセツネ」で また しっかり勉強して、
最終目標である「STY」100キロのゴール目指して
いつでも走れる準備だけはしとく。
まだ 私のトレラン修行は始まったばかり。
ここから 行くぜっ!!!(・∀・)
☆☆☆
長々とお付き合い下さって、ありがとうございましたm(_ _)m
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