
「ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編」by 村上春樹
「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)
この本を読んだきっかけは、11月中旬にかささぎと遭遇したから。

昨年の春にも遭遇し、その変わった鳴き声と姿の美しさにびっくりしてた。
今回は、家の駐車場の前にいてすぐ側でじっくりと観察。
鳴きもしなかったけど、その美しさにテンションが上がりました。
で、
テンションが上がって、旦那さんに矢継ぎ早に報告した所
「かささぎが出てくる本があったなー」
と差し出してくれたのがこの本でした。(一瞬、本ソムリエみたいでかっこよく見えた・笑)
村上春樹さんは私はそんなに読まないんだけど、旦那さんは大好きで。
この時「海辺のカフカ」を読んでいた。
もう6年前になるのか・・・
この時も残虐なシーンが頭に残りましたが、今回もその衝撃は激しく(;´∀`)
昨夜もふっとその描写を思い出し、頭の中でリアルにその状況が映し出されるのでありました。リアルに頭に浮かぶのは、それを語る登場人物の話が詳細で長いから。人ってあんなに長く話せるのものか、普通ははしょるよね、聞き上手がいてこそあれだけ話すのか、とまた旦那さんにまくしたてたんだけど「あれは小説だから」って諭された(^_^;)
残虐な部分ばかり強調してしまいましたが、それぞれの奇妙な物語が重なっていくんだろうと感じさせる文章にワクワクしますし、これが村上春樹の世界なんだな〜と感嘆の声まで出ます。
で、
題名の「泥棒かささぎ」は何なのか。
小説の冒頭で主人公が聴いているのがロッシーニのオペラ「泥棒かささぎ」〜序曲なんですね。どんな曲なのかSpotifyで聴いてみました。全く知らない曲だった(;´∀`)
オペラを知ってる人ならすぐわかる程有名なんでしょうね。どんな内容のオペラなのかも調べてみる。勉強になりました。
そんなんでこの話は第2部、3部と続く。
読み進めてまいります( ´∀`)
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