テレビ「わたしの日々が、言葉になるまで」を見て、綿矢りささんに惹かれた。
綿矢りささんは、太宰治が大好きで純文学を書きたかったけど、全く周りに相手にされず自分の今の力では書けないとわかったそうだ。今の自分で書ける事をやっていこうと決めて、夢は叶わないと知れたとこから始まった。というような内容をお話されてて。
この人の作品を読んでみたいと思っての2冊。

「蹴りたい背中」
第130回芥川賞受賞作品。
高校に入ったばかりの“にな川”と“ハツ”はクラスの余り者同士。やがてハツは、あるアイドルに夢中の蜷川の存在が気になってゆく……いびつな友情? それとも臆病な恋!? 不器用さゆえに孤独な二人の関係を描く、待望の文藝賞受賞第一作。
主人公を好きになれない。だけど いったいどうなるんだろうと胸がドキドキと引きこまれていく感覚。それは爽やかさとは皆無で、気持ち悪さまで感じてしまうんだけど。
そして、自分が学生の時「あの時 浮いていたな」とか、「仲いいと思ってた人に ほんとは嫌われてたな」とか、私の忘れかけてた記憶がドアーーッと出てきてとまどった。
小説を読んで、過去の封印が解かれるなんて思ってもみなかった。
旦那さんにも「これ面白いから!!」と薦めて読了後、お互いの学生の時の黒歴史を大いに語り合ったのでした・笑
22年前の小説を今 読んで、こんなに心揺さぶられるとは。
小説はいい。

「勝手にふるえてろ」
私には彼氏が二人いる──中学時代からの不毛な片思いの相手と、何とも思ってないのに突然告白してきた暑苦しい同期。26歳まで恋愛経験ゼロ、おたく系女子の良香は“脳内片思い”と“リアル恋愛”のふたつを同時進行中。当然アタマの中では結婚も意識する。しかし戸惑いと葛藤の連続で……悩み、傷つき、ついにはありえない嘘で大暴走!? 良香は現実の扉を開けることができるのか? 切なくキュートな等身大の恋愛小説。
こちらも主人公が好きになれない。
心温まる感は特に無く、ほのぼの系の瀬尾まいこさんの本を特化して読んでた私には、なんともモヤモヤした感情を抱きながらもどんどん読まさってしまうという。
自分に好意をもってくれる男性の事を表現した文章、
できたての弁当の底みたいなほかほかしたあつくるしいオーラの男性だった
ここに私は心もっていかれた( ´∀`)
あ〜 いい表現だな〜ってね・笑
ほかほかしたあつくるしいオーラ
言い得てる。
何かしらに違和感が生じた時、「なんか嫌だな」レベルの表現で事が過ぎ去っていくことが多いけど「違和感」の具体性を掘り下げるとこまでやると自分の考える練習にもなるのかなと。
こちらは映画にもなってるので観てみます( ´∀`)
瀬尾まいこさんブームに乗って、綿矢りささんブームも来そうな予感♪
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