旦那さんが鮭釣りに増毛方面に行くと言う。
増毛・・・
今まで通過するだけの街だった。
今は、「国稀酒造」ある街という認識が最上位。
少ししか飲めないけど日本酒大好きな私としては、とても行きたい街となる。
で、
今週末は夏日で、キャンプにはもってこい!!
という事で札幌から車で2時間半の「増毛リバーサイドキャンプ場」へ向かったのでありました。
で、
街中の浅い川を何気なく見ると鮭が遡上してて。




水位が低いから体が出ている。
それでもめげずに本能のままに、上流に向かっていくその姿。
「ほっちゃれ」となったのも。
ほっちゃれとは産卵のために川を遡上し、力尽きて死んだ鮭のことです。北海道の方言で、産卵を終えた鮭や、体力がなく瀕死の状態の鮭を指し、その死骸は陸の生態系を豊かにする貴重な餌となります。食用としては適しませんが、その死骸が他の動物の食料となり、生態系のバランスに貢献しています。
力尽きるまで、自分の役目を果たす姿。果たした者も果たせなかった者もその体は無駄にはならない。
鮭の凄まじさを間近に見て、心を鷲掴みにされました。
「必死で生きてるか?」と問いかけられてるようで。
で、
移動してキャンプ場横の大きな川へ。



こちらにも、ほっちゃれが。
ここまで生き延びて、自分の生まれた川で死を迎える事は幸せなんだろうな。
で、翌朝。
鮭が必死に生きる姿を見た旦那さんは、その鮭を釣ろうと朝4時に釣り場に行きました。
だが、釣り場は人で溢れていて(^◇^;)
混み合っている事はわかっていたけどここまでとは・・・という感じでその場に足を踏み入れることさえできずに帰ってきた。
鮭釣り初心者には、まだまだ学ぶべきことがたくさんあるようで。
本能につき動かされる鮭のひたむきさを間近に見た私は、釣れなくてよかった・・・とちょっと思ったりもした。
いや、やっぱり嘘、たっぷり卵の入ったメスを釣ってほしいです。
そんなんで増毛は「鮭の遡上」も楽しめる街だった。
次は食編へ。
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