「73歳、ひとり楽しむ山歩き」by 市毛良枝
歳を重ねるほど、景色は美しくなる
登頂しなくても、ひとりでも、何歳でもいい。俳優業や介護で中断しながら30年間山を歩き続けて見つけたのは「山の中で見るものはすべてが美しい」ことだった。自然に入り、自分を見つめなおす喜びを綴るエッセイ。
年齢、標高、百名山・・・どれもただの数字でしかない
というまえがきから始まって、自分の考えを率直に書かれてるところに好感を持ちました。田部井淳子さんやプロフェッショナルな方達との交流が多くて、登山のスケールが違うな〜と羨ましくも思ったけれど「誰かに連れて行ってもらうのではなく、自分ひとりで山に立ち向かってみたかった」という気持ちにとても共感しちゃって( ´∀`)
自分も登山を始めた頃は経験者の方についていく、連れてってもらってる感満載で。
色んな事を吸収して、この山なら1人でも行ける!!と登頂した時は「ようやくできた」とちょっと一人前になれた気分で感慨深かったです。
樽前山とか風不死岳とか近郊の山での話ですけどね。
今は熊が怖くて一人で行く気がしないけど(-_-;)
で、
この本の中で登場するロングトレイルの話が興味深くて。
「信越トレイル」と「みちのく潮風トレイル」
人が入らなければ、トレイルは廃れてしまう。
お仲間の遺志をついで このロングトレイルを守っていく活動に尽力されて市毛さん。
こんなロングトレイルが日本にある事を知らなかったので、また関連する本を読んでいきたいと思います。
北海道にもロングトレイルがありますからね( ´∀`)
410キロのロングトレイルが開通されたけど 以前の「北根室ランチウェイ」の時代は知名度が低くて、1人で行った私はめちゃくちゃ焦った経験ありで(^_^;)
で、
私はここのコースに行ってみたいな〜。
藻琴山と美幌峠を結ぶ新しいトレイルルート「屈斜路カルデラトレイル(KCT)」が、2024年10月5日に開通しました。このトレイルは、美幌町、津別町、大空町の三町が連携して整備を進めてきたもので、津別峠から美幌峠、そして藻琴山へと続く全長25kmのルートです。このルートは、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖の周囲の自然を存分に楽しめる、トレッキング愛好家にとって魅力的な場所となっています。
屈斜路湖を眺めながら藻琴山〜美幌峠に抜ける新しいトレイルルート、最高だろうな〜。
妄想ばかりが膨らむ夜( ´∀`)
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