2025「奥熊野いだ天ウルトラマラソン」58.7キロからゴールまで④

春探しラン♪

芽吹く今の時期に走るのが大好きだ( ´∀`)

 

道に広がる苔の緑も鮮やかになってきた。

グリーンロードだな( ´∀`)

 

桜と梅もチラホラと。

 

枯れ木から新緑へ。

優しい緑がいいですね( ´∀`)

 

さっ ゴールまでレポ、書き終えちゃいましょ!

 

※※※

 

58,7キロ地点から一気に下る。

 

上ってくるランナーさん達とのエール交換が引き続き楽しい。

そしたら「イカさん!!」との声かけが。

北海道マラソン」ではいつも最後尾からスタートするのですが そこで顔なじみの仮装ランナーさんでした( ´∀`)(今回は素)

 

聞けば、アクシデントありでスタートが間に合わず1時間以上遅れて走り出し、ここまで必死に走ってきたと。

いやーーー、ちょっと想像しただけでここまで来る事の大変さがわかります(@_@;)

 

彼女もこの大会は初めてだそうで。

ここで会えるなんて とても嬉しかったし、イカを被っていたから気づいてもらってイカサマサマって感じです。また北海道マラソンで会えるかな。

 

で、

 

63.7キロ地点の「小阪下三差路」、マイクでの名前を呼んでもらえるエイドまで下ってきた。

そこを駆け下りると背後から「イーカ、イーカ、イーカ!!」と大声援が聞こえる。

背中押されるわ〜〜。なんとも応援が手厚い。

これはやはり「中規模」の大会がなせる技ではないかと。

集団がばらけているので、まんべんなくみんなを応援できる。

 

出走は全部門(100キロ、80キロ、65キロ)で573名。

何千人規模の大会より 私はこのくらいの人数のが好きなようだ( ´∀`)

 

途中のトンネルでランナーさんが走る姿が美しくて撮る。

ハッとする景色に写真を撮らなくなったら疲れてきた証拠。

今はまだ大丈夫、自分!!と思う。

 

熊野を走ってるんだな〜と思える景色( ´∀`)

 

名物?のワンちゃんの応援ポイント。

イカである私は不審者の何者でもなくて。

黒いワンちゃんにはめちゃくちゃ吠えられました。

白いワンちゃんは怯えて後退りしてて(^o^;)

 

すごい困った顔・・・ごめんね、驚かせて(^_^;)

 

21番エイド 65.9キロ「熊瀬川」

茶粥を頂きます。塩を多めに入れて食べます。

ほんとこれ美味しい〜♪

そして、このエイドに寄る前 経験豊富な「奥熊野韋駄天レジェンド」さんに「足が結構疲れてきてて氷があれば冷やしたいんですが、この先のエイドに置いてたりしますかね」と話していて。「今日は気温が高くないからどうかな〜。飲み物を冷やす用にあるかも」と。

 

で、

 

氷あったーー!!

レジェンドさんが真っ先に「氷あるよ!!」と教えて下さって。

ビニールに詰めて、前太ももを冷やす。

下りでやられて結構使い果たした感があったけど これで大丈夫と言い聞かす。

 

で、

 

帽子問題。

 

汗を含んだ帽子は下がりきっていて 視界がより狭くなっている。

何度も被り直しても駄目。

被り直すのもストレス。

 

デポバックが置いてある76キロ地点まで行けば、替えの帽子がある。

そこまで耐えるんだ。

 

そんな気持ちを癒やしてくれるのは熊瀬川。

写真では全くわからないんですが、透き通っていて美しい川なのです。

癒やされましたね( ´∀`)

 

22番エイド 70.2キロ「西中野川トンネル」

あっ!! ビールを飲んだエイドだ!!

あっ!! まだある!!

ここはビールを飲める場所という認識が自分に定着してたので 

なんの躊躇もなく また飲んだ(すぐ慣れるもんですね( ´∀`))

 

プシューーー♪

ご馳走様でした!!

 

24番エイド 76.1キロ「長井集会所」

至れり尽くせりの過保護エイドに到着。

待望の荷物が受け取る!! 

イカを外して手ぬぐいで頭の汗を拭く。それだけでリフレッシュ!!

新しい帽子を装着して、OS1飲んでジェル飲んで、そうめんを頂いて。

 

ゴミが結構出た。

 

自分で捨てようとしたら、もうすかさずですから!!

ボラの女性が「大丈夫です。こちらで捨てますから」パパッと動いて下さって。

また過保護に甘えきってしまった( ´∀`)

「お母さん・・・」って言いそうになったよ(絶対的に私より年下です・笑)

 

で、

 

帽子を替えたら快適すぎて\(^o^)/

濡れてない幸せ、重くない幸せ、下がってこない幸せ\(^o^)/

イカの困り事が解消される幸せ\(^o^)/

 

また すごく元気が出てきた。

 

今回 バンダナを忘れた事での不快感を今後の快適さへ向けて より試行錯誤しようという意欲も湧いた(誰も共感できない私だけの問題・笑)

 

途中、札幌からご家族を応援に来たという方達に遭遇して元気を頂く。

もう札幌からって聞いただけでテンションが上がります♪

また「サロマ」「北海道マラソン」で会いましょうね!

応援に感謝です( ´∀`)

 

そして、

 

エイドに寄るごとに↑の方とは別の「北海道」の方がいて、ボラの方達に「北海道の方、先にいたよ〜」と教えて頂く。結局 その方にご挨拶できなく残念。この大会を走ってみたいと北海道から来る人は、特別に通ずるものがあるような気がして。

同じ匂いってやつね・笑

 

「百歳まで楽しく走ろう!」横断幕。

うん、走れたらいいね。楽しく走りたいね( ´∀`)

 

いよいよ80キロ過ぎて、最後の上り第4弾!!突入。

上りが7キロ続きます。ここまで走ってきてのその長さは辛いのはわかってる。

 

でも、 

 

帽子を替えたお陰でリフレッシュ感があったのと、以前出た「沖縄100キロ」でも感じたんだけど 坂が多いとどんどん上るフォームが磨かれていくような状態になり、より楽に上っていけたあの時の感覚が蘇る。

 

そして、

 

おいやんさんとさばさんの事を思う。

サブ10で走ったあの方達は、ここを歩いてはいないだろう。駆け抜けただろう。

私もここをゆっくりでいいから自分の速さで駆け抜けたいってね。

 

一車線の日頃あまり使われていないだろうアスファルトの荒れ気味の道。

似たような道を昔 走った記憶が・・・

 

あー、あそこだ。

北海道の支笏湖にある「紋別岳」だ!!

頂上には電波塔があり、車も通れるようアスファルトの道が続いてる。

 

shikotsukovc.sakura.ne.jp

まだ 走り始めの頃かな。

「遊び」の一つとしてここを走って上っていた。

MTBで1回も足をつかず頂上まで行くという「遊び」もしてた。

 

とにかく昔 楽しく遊んでいたのだ。

 

さっ、じゃあ 今 この時もどこまで上って走り続けれるか遊ぼうじゃないか。

そんな気持ちになって、結局 いけた。

頂上まで行けた爽快感は格別だ( ´∀`)

 

で、

 

90キロからの下りの方が辛くて(^_^;)

もう前太ももが崩壊してるので、着地の度に痛い。

トレランを始めた頃、大会の後半はこんな感じだったよな〜。

久々に味わう痛みだね。

 

ここの下りの7キロが一番辛いとこだったかも。

でも もうゴールだと思ったら頑張れる。

 

平地になる。

あと3キロ。

住宅街に入って沿道の応援に手を降ってこたえる。

 

ゴール前の誘導のおじ様が「どんな顔してるのさ。見せて!!」と顔を確認してくる。ゴール前にそういう事を言ってくる方って初めてで。なんか可笑しくて爆笑しながら「こんな顔だよ」と見せたりして。

 

お花を頂いて 12時間46分14秒でゴール\(^o^)/

 

サロマウルトラの制限時間である13時間を このコースで切れた事が収穫。そして自分にはアップダウンの大変さよりとにかく暑さが一番の敵だという事を改めて思った。

 

熊野古道ならではコスチュームのゴールがとても素敵です( ´∀`)

 

ゴール後の振る舞い♪

またビールに手を伸ばしてしまった・笑

どっと疲れが出て最後まで飲み干せないでごめんなさい。

周りにいた方達とお話させて頂いて、最後まで人とのコミュニケーションに溢れる楽しい大会だった。

 

で、

 

その後 大会側で用意されている温泉に行こうと思ってたんだけど、そこから宿に帰るには距離があるという事で送迎バスで宿へ直行。

 

もうそれからは、ご飯を食べに行く元気もなく風呂に入ってベッドに倒れたのでありました(頭は覚醒して眠る事はできない・笑)

 

長々と読んで頂いてありがとうございます♪

もうちょっとだけレポは続きます( ´∀`)

 

いつも見に来て頂いてありがとうございます!

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