先日 藻岩山に行った時 ふっと目にとまったものがありまして。
ヤマブドウの葉っぱに何やら付着。
光を浴びて美しい。
先端が尖っていて 触ってみると硬い。
葉にしっかりくっついている。
よく見ると 葉から小さい赤いのが浮き出ている。
上から降ってきてものではなく
葉っぱから育ってる。
キョロキョロしたら いっぱいついてるものも。
他のを触るとコロンと剥がれて 下に落ちた。
これは一体 何なん?
葉っぱから浮き出るように生えて、
大きくなり、
その後 剥がれて下に落下。
帰宅し夢中になって調べました( ´∀`)
で、
これは「虫こぶ(虫えい)」と言われてるもので
ダニ、アブラムシ、タマバエの幼虫など、さまざまな虫が、植物に寄生することでできる部分を言う。多くはこぶ状になるため、虫こぶと呼ばれている。虫こぶは、寄生した虫が出す刺激に反応し、植物の一部が異常成長してできるものである。
寄生・・・
植物の一部の異常成長・・・
おおおーーーーーっ!!!
そうだったのかーーーーーっ!!!
私は一人興奮しました(笑
内部は、細長い硬質の円筒形の幼虫室が1個あり、黄色い幼虫が1匹入っている。
虫こぶは8月中旬には成熟し、9月に入ると虫こぶ部分が、葉から離れて落下し、地上の虫こぶの中で、幼虫は冬を越すらしい。
あの中には幼虫がいて落下し地上で越冬・・・
そうか〜
うまく出来てる。
寄生された植物はたまらないけど
生かしたり生かされたり、
そうやって生きるもの全て育っていくのか。
で、
人間同士もそうかもね。
「寄生」っていう表現はちょっとグロいけど(;´∀`)
見返りなんて求めずに 誰かの力になってたり
お互いを生かし合ってるかもね( ´∀`)
「虫こぶ」への熱意が 私を熱くさせた。
もし今 私が小学生だったら素晴らしい自由研究ができると思う。
子供の頃は やっつけ仕事みたいな事しかやってなかったな〜。
今の私なら・・・
ただ あの虫こぶを裂いて
中の幼虫(うじ)を確認する勇気はない(;´∀`)
間違って「これは実かしら? 美味しそう〜」
なんて食べなくてよかった。
あ〜 学んだ〜
スッキリした\(^o^)/
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