もう少しでオリンピック。
コロナ禍で手放しに喜べない雰囲気も漂ってますが
少しでもいろんな選手のこれまでの背景を知って
深く応援したいという気持ちで溢れています( ´∀`)
で、
有名になった選手に対して
「私は小さい頃からあの子を知ってる」
などと話し始める 遠い遠い親戚のおばちゃんみたいな立ち位置で恐縮ですが 私もそんなふうに思う選手が1人いて。
昔、昔・・・
まだ子供達が小さかった頃 私は 走り始める前
「ママさん なんちゃら」的な球技を一生懸命してました。
夜の体育館開放を使って仕事が終わってから 小さな子供達を連れて集うママさん達がたくさんいました。
その中の1人の子供が オリンピックに出ます\(^o^)/
その子の運動神経は群を抜いていた。
信じられないスピードでボールを追いかける。
その子は あるスポーツを一生懸命してて。
才能溢れ、小学校を卒業すると同時に親元を離れて本州のチームへ行きました。
まだ12歳・・・
当時 私はそのお母さんと仲良しでよく飲みに行ってたんだけど 飲んでる最中も子供から「もう帰りたい」って電話がくるんですよね(;´∀`)
学校も 宿舎も スポーツも、
いつも一緒の仲間達。
仲間でもライバルでもあり。
色んな事がそりゃありますわ。
「もう帰りたい」っていう弱音を吐く気持ち、親でも誰でもわかりますよね。
そのお母さんは いつも丁寧に子供の話を聞いてた。
飲み会の時だろうがなんだろうが 子供に寄り添ってた。
そして数カ月後 もう耐えられない状態になった子供に言ったお母さんの言葉が 私の心にいつまでも残ってて。
「ならば帰っておいで。ただ帰ってきても 全てが元に戻るとは思わないでね」
(°_°)・・・
結構、厳しい言葉ですよね。
子供は違う環境で そのスポーツに打ち込んだけど精神的にはズタズタになってるわけで。
親ならば その子を体ごと
ただただ抱きしめたいと思うんですよ。
12歳・・・
よくこれまで頑張ったねって。
でもそのお母さんは そういう気持ちを飲み込んで
「戻ってきて 今まで仲良くしてた友達も辛かったね、よく頑張ったねって温かく迎えてくれると思う。でも その友達も中学校に入って それぞれの環境でそれぞれの目指すものを見つけて、新しい友だちを作って、それぞれの道を歩んでる。みんなそれぞれ変化してるんだ。頑張ってるのは自分だけじゃないんだよ」
という所を言いたかったんですよね。
親も その子がここで戻ってきたら
きっと後悔するだろうとわかっていたし、その子の性格を理解しての発言。
離れた場所へ送り出し、応援する覚悟ができての言葉だったと思う。
で、
私は「ママさん なんちゃら」スポーツから離れてしまって 全くお付き合いがなくなってしまったんだけど これまで色んな事が 本当に本当にあったんだと思う。
その子を お母さんはずっと支えてきてたんだと思う。
そして支えられながら子供も どんどん強くなっていったんだと思う。
もし あの子がオリンピックで試合に出たら何年間もの集大成が花開く瞬間を祝福して 泣きながら(;´∀`)応援したい。
きっと・・・
どんな選手もそんな背景をもって
積み重ねてきたんだろうね。
だから 応援せずにはいられないよ。
そんな風に当時の事を思って応援してるおばはん達が周囲にたくさんいるからね!!
遠い遠い親戚のおばちゃんみたいな立ち位置で
オリンピックを楽しみにしています( ´∀`)
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