つづきです・・・
しばし お付き合い下さいませm(_ _)m
【スタート】
時間ギリギリに近い感じで後方に並ぶ。
「仮装ランナーは後方から」という心得的なものを予習してきてたので
根がマジメなイカは忠実に守る。
【20キロまで】
スタート直後に沿道から聞こえてきた声。
「よくもまあ この暑いのに」
・・・いいんです。
言って下さい。「頑張ってーーーー！！！」という応援も有り難いけど
その本音なつぶやきみたいな言葉も どんどん私に浴びせて下さい（笑
自分はイカ・・・（笑
仮装ラン ＝ 心、開き切ってる
そんな状態で走ってる。
「皆さんと交流したいんです！楽しく走りたいんです！いじって下さ〜い！」
そんなメッセージを このイカで表現してるわけですから
何かしらの言葉を浴びせて頂ければ それでいいのであります。
別海町は酪農の街。
沿道の応援は 市街地を離れると途切れ途切れ。
沿道の皆さんは温かい応援をして下さる方もいれば、
見ちゃいけないものを見てしまった顔の男性とか、
これって何？イカ？へっ？！顔の人とか
子供さんのおびえ顔とか、だんまりしてる人も多数。
そりゃそうだ、ずっと応援するのも大変だもんね。
・・・・・じゃ 自分からいっか（笑
アピールタ〜イム〜〜（笑
「ありがとうございま〜〜す！」手をブルンブルン降る。
自分が一瞬、選挙の応援カーで声を張り上げて
沿道の方々に無視され続けているうぐいす嬢になった気がした。
でも 私は 「心 開き切ってる」から ちゃんと気持ちは通じるもので
こちらから投げかければ ちゃんと向こうに伝わって
笑顔が生まれて、有難く応援して頂けたりするのです。
すごく楽しい！！！
どんどん乗ってくる！！！
気持ちが体に伝わる！！！
足がガンガン前に進む（タイム的にはやんわりですが）
メンタルって大事だと 改めて確認できた。
心 開き切ってるから 沿道の応援もダイレクトにビンビン（？！）伝わり、
それが自分の力になってるのがわかる。
イカじゃ無い時も 沿道の応援に何度も助けられた時があった。
今はイカで目立ってる分、たくさんの応援を頂いて
周りのパワーを頂いて私は走っていて 決して自分の力だけで
走ってるんではないんだと 改めて実感しました。
そして 15キロ地点くらいだったでしょうか。
可愛らしい若い女性がチラッと私を見たな〜と思ったら
「ブログ見てます、頑張って下さい」って声を掛けられまして。
私 その時 気恥ずかしくて
しどろもどろでろくに挨拶もできなかったんじゃないだろうか。
これ、読んでくれてますかね。
あの時は ありがとうございました！
気恥ずかしいのもあったけど 私のこのブログを読んでくれてる方がいるんだ！
と思ったら嬉しくて その場で突っ伏して泣きたいぐらいの衝動にかられました。
こんなバカみたいな事に一生懸命（?）やってる私のこのブログを・・・
嬉しかったです。あんなイカに声かけるのも 勇気いるじゃないかと思うし
この場で改めてお礼申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)mm(_ _)m
それで また気を良くして ガシガシ足が動く。
全て周りの人の力を頂いたからこそです。
昨年出た時は 折り返しまでは5分ペースで走り
後半につなげサブ3.5を達成しようと目論んでたが 見事 撃沈。
その夜 泊った温泉で 夜中にパッチリ目が開いて 天井を見つめながら
「く、悔しい・・・」と自然に涙が溢れました。
こんなに悔しがる自分もいるんだと発見したあの夜。
だったら 一生に一度くらい本気に、どこにも逃げ場を作らないくらい
自分をとことん追い詰めて サブ3.5に挑戦しようという
モチベの基本が ここ別海だったわけです。
昨年の撃沈がなかったら 今の私はあり得ない。
ムダな事は一つも無いよな〜 そんな事を考えたりしたながら折り返しまで
ガシガシ走った。
折り返しまで ほぼダラダラと続く上り坂。
このコースはフラットで走りやすいなんて言う方もいるけれど
私にとっては 結構タフなコースに思える。
さて 折り返し。
後半戦はイカに？（笑
つづきます・・・
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