・・・つづきます。
ダラダラといつも通り綴ります。
お付き合い ありがとうございます!
【当日】
夜中AM1:00に目覚め まだ 寝ようとするが 気が高ぶっててもう寝れず。
私は どこでも寝れる派。
今回は1時間起きに目覚めたりして やはり 緊張感が勝っていたのだろう。
用意するのも遅いタイプなので ぼちぼち 始めるとする。
まずは ご飯食べてしまおう。
深夜のいなり寿司4つ食い。
エイドでは サロマウルトラの時にみたいに おにぎりがあったり
お汁粉があったり そんなお腹にたまるような物は無い。
私の最大の活力って「米」なんだよな〜と思いつつ
酢飯はいいな〜 深夜でもスルスル入るわ〜 酢飯〜♪と 食欲は絶好調。
結局 携帯食として持って行ったものは バー1本しか食べなかった・・・
あんなにジェルやら何やら いっぱい持ったのにね・・・シクシク
2時半過ぎ 用意も整い 車中泊組3人 スタートである北大雪スキー場へ向かう。
3時前には到着。
ジョグノのリンクさんが 出張に行く通り道という事で応援に来てくれてる。
通り道って言ったって こんな 早朝に!!! 有り難い!!!
よ〜〜し!!! 頑張る!!!
Iさんは ちょうど水を汲みに離席。
自宅帰宅組のリンクさんとも合流して 3人でやったるぜ!!!と 気合い!
振り返れば月。
段々 夜が明けていく・・・綺麗だ。
なんとも言えない・・・
この早朝に走りたくて、この早朝にスタートを切りたくて、
この場に身を置きたかったんだから。
今 私はここにいるんだ・・・嬉しい・・・じわーーーっ。ジュワ~(感動の音・笑)
そんなこんなで もうスタート!!!
4時 出発〜〜 旅の始まりだ〜
【第1エイドまで・・・19キロ】
しばらくは 下り坂。
熊鈴を皆 打ち鳴らして走る、走る。
楽しいヽ(^。^)ノ
ちょうど正面から 朝陽が登る!!!
嬉しい!!! どんぴしゃじゃないか!!!
この瞬間も見たかった。天気にしてくれてありがとう。
来てよかった〜 って 感激してました。
それから 林道へ。
体が重いな〜 とも思う。
天狗平に出た。
朝陽よ・・・お前ってやつは・・・お前ってやつは・・・
綺麗過ぎるじゃないかっ!!!
って気分でおだつ(笑
日もすっかり昇り 青空の元 清々しい気持ちで走ります。
エイドまで19キロと一番長いのであるが まだ 元気だから
上り坂があっても なだらか。あまり気にならず。
で、エイドに着いたら たいしたもよおしてもいないくせに
1個しかないトイレに並んだ・・・なぜか 今回 とてもトイレに慎重で・・・
携帯トイレも持ってるし いざとなれば林道でトイレスポットを探すことは
簡単な事だったのに 10分位トイレにこの時並んだのは痛恨のミスと言えよう。
このぐらいな感じでも大丈夫なのかな〜って 浅はかさが露呈。
【第2エイドまで・・・7キロ】
ここから本格的な林道。
エイドを出て すぐ結構な上り坂。
周りの人は歩いてる・・・
「えっ! いいの? 歩いていいゾーンなの?
あ〜 そうか 攻めの歩きだよね、攻・め・の!」
って 一つもこらえる事もせず 簡単に上り歩いた・・・
ほんとに急なとこはまだしも「攻めの歩き」という言葉の意味を
自分の逃げ道ともとれるような解釈をして
上り坂に真正面から全力で行かなかった。
あとは体力の温存をどのぐらいすればいいのかも
見当がつかなかった・・・経験不足、力量不足・・ブソク&ブソク
【第3エイドまで・・・8.5キロ】
ずっと上りで 上りきった所で撮った写真。
ここでも振り返ったら いい景色の中ランナーさん達が走ってて
とてもいい光景だった。
で、足を止めて 写真撮ったんです・・・HPで見た景色と同じだって感激して。
ほんとは 足を止めてる場合じゃないのに・・・
旅ラン気分絶好調だった私のバカバカ!!!!
そんな余裕のある大会かどうかの見極め出来ずだったんだね〜
【第4エイドまで・・・14キロ】
ここが自分にとって この大会のキモだと思います。
どんどん暑くなってはいるものの 林道区間は日差しがさえぎられ
涼しい風も時折吹く。
なのに 上りは歩き、下りは走るのを繰り返していた。
下りは 結構 スピードを出す足が残っていて、上りで 周りに抜かされる・・・
こんな事してていいのだろうか・・・と不安げにしてると
1人の男性が話しかけてくれた。
「下り 速いですね〜 あんなことしたら 足すぐダメに俺なっちゃいます」
と にこやかな人懐こい男性。
「いつも山にいるので 早く山岳地帯に行きたいです」なんて言うから
山小屋勤務?なのかなと思ったら
「木こりなんです」と・・・・木・こ・り?! 木こり!!!!(゚д゚)!
「いつもチェーンソー持っているんで ポールが軽いです」って。
そこで 私はなぜ この日のために新調したトレッキングポールを出すという
行動に移さなかったのか ここも痛恨のミスだよ。
足も結構きてたんで ポールでカバーすれば上りの攻めの歩きも
もうちょっと速くいけたかもしれない・・・
それから 気づく・・・水が切れかかってることを。
やばい・・・2年前の北海道マラソン時の40キロからの脱水症状フラフラを思い出す。
こんな山林地帯で そんな事になったらまずい。
下りの足も底をつき、スピードも落ちた。膝が痛い・・・
一人旅してたけど 次々にランナーさんに抜かされた。
ザックが 鎖骨部分に当たり擦れて 相当 痛くなってきた。
ここの区間が一番辛いとこだった。
第4エイド到着。
ここは お腹にたまるもの「かまくらじゃがいも」有り。
先行してた Iさんに会う。
じゃがいも片面にめっこり 塩をつけて食べて喜んでる姿が嬉しい。
私は 北海道の地元人だから 道外の人のこういう姿を見ると
北海道を存分に感じて欲しい!喜んでくれてありがとう!って思います。
その後の夜の車中泊組宴会の部で Iさんは北海道独自のコンビニ、セイコーマートの
ホットシェフのカツ丼をたいそう喜んでくれまして 次の日に
リハビリがてらにした藻琴山登山(元気!さすが若武者!)の山頂でも
このカツ丼を気に入って食べてくれたそうです。
セイコーマートの カツ丼を気に入ってくれて ありがとう\(^o^)/(笑
【第5エイドまで・・・6.5キロ】
自分が馬鹿なのは日々の生活の中で実感してるのでありますが(笑
ここの地点まで ちょっとした不安はあったものの完走を疑ってなかったのです。
だから エイド毎の日焼け止めも欠かすこと無く・・・
ちょうど 半袖とアームカバーの境目の日焼けが気になり
変な焼け方をしたくない、顔も もう真っ黒だけどこれ以上を止めておくれと
丹念に腕にも顔にも塗っていたのです。
どれだけのタイムロス・・・
「馬鹿&無知」って 罪深いよね(笑
「馬鹿&脳天気」も(笑
関門に引っかかると気付いたのは 10時半を過ぎたぐらいでしょうか・・・
第6エイドの関門時間12時に辿り着くまでには 尋常じゃない登り坂が
待ち構えていると 開会式の説明で聞いていた。
「歩くか、走るか、迷うような坂」という表現をされてた・・・
という事は そこまではやはり歩く区間ではなかったということだ。
攻めの歩きなんて言葉を使う区間じゃないんだ。
そんな風に感じた時は もう遅く。
「いやーーーーーー!!! 完走する!!!!」と血眼になりました。
そういう時って 足の痛みも吹っ飛んで 気持ちが後押ししてくれて 体が動く。
今回 それが足りなかった。それに尽きるな〜。
また 長々と綴ってしまった・・・
まだまだ つづく・・・
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