やりました!サブ3.5!洞爺湖マラソン! 次はトレイルへ突き進む!

走り始めて13年目。自分スタイルで楽しんで走ります♪

鏑木さんと走る!「濃昼山道トレラン」

「濃昼山道トレイルランニングガイド育成研修会」に参加してきました。

 

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鏑木さんが来る・・・ウソ・・・ウソでしょ・・・そんな事ってあるの・・・

 

行きたい、行きたい・・・

 

2,3年前 一度走りに行ったことがあった山道。

とても良いコースだった。

 

ただ「ランニングガイド育成研修会」っていう響きが

こんな初心者で大丈夫かいな?!っていう不安を抱かせる。

 

いや もう行くよ、行くしかないでしょ!!

北海道に鏑木さんが来てくれて一緒に走れるなんて企画 見たことない!!!

 

そして 今 私にできる事と言ったら 鏑木さんだけからじゃなく

他の参加者の方々からも吸収できる事を全て吸い尽くす事(ヒル並・笑)と

心を決めて申し込んだ次第です(葛藤途切れぬこと5分で決断となる)

 

改めて 情報を教えて頂いたタケさん、ありがとうございました\(^o^)/

 

で、土曜日は講話。

 

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地域・参道の歴史を「こがね山岳会の渡邉千秋さん」から学びます。

 

明治時代から100年以上にわたって生活道路として使用されていた濃昼山道。

狭くて崖が迫る道で 当時の方々も苦労していたそうです。

その後 国道が開通され廃道となりましたが「濃昼山道保存会」の方々によって

草刈りが行われ2005年秋に開通されたそうです。

 

数年前走った時は 晩秋で人も誰もいないし、熊の糞は落ちてるし、

笹が伸びてるとこがあったり 旦那さんとビビり合いながら走った記憶が・・・

  

草はあっという間に伸びるし 倒木とかをよけたりと

この道、この土地を愛する心がなければ管理はできない事と思います。

いや ほんと頭が下がります。ありがとうございますm(_ _)m

 

その後 鏑木さんの講演。

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ご自身の「トレイルラン」との出会いから 

「トレイルラン」の素晴らしさまで 様々なエピソードを交えて

語って下さいました。

 

でね、話しながら手を動かすんですよ。

身振り手振りって感じで。

話をしながらの そういうジェスチャーって また 話に引き込まれますよね。

で、その手が大きいんですよ(笑

 

その手だけで・・・その大きな手だけで カッコイイ( ´∀`) ポワ~ン度指数ココデ100%

 

で、お話。

 

鏑木さんは トレイルランニングに出会うまでは挫折の人。

本で読んで知ってはいたけれど 本人の口から聞くと また 人間味が増しました。

 

今では こうやって人前で話していますが 子供の頃は目立つのが嫌いな

いじめられっ子でした。ただ 人より持久力があるかなと思い 

高校の時は陸上部に入るも 坐骨神経痛に苦しめられ 

全くよい成績は残せませんでした。

だから 大学で頑張りたいと二浪して早稲田大学に進むも 

箱根駅伝には参加できず、就職浪人もして 群馬県庁に入るものの 

夢だった箱根駅伝に代わるものも見つからず仕事も面白くないと、

毎晩飲みに行き 80数キロまでに太っていました(今 60キロ)。

 

こんな風に生きていくのか・・・と思ってた時に出会ったのがトレラン。

「これだっ!」という 直感、ひらめきを感じた。

それからは 仕事も忙しく 10、11時まで働いていたけれど

「土日は山、走るぞー」と楽しみにしていて

自然の息吹の中、思いっきり走って徹底的に疲れる。

そして また 力をもらえる。仕事にも前向きになる。

山でなければ得られない。走ってて 花とか見てないじゃないかと言われる時もあるんですが 五感で感じる爽快感・・・この感覚はやってる人だけが分かるんだと思う。

トレランは

「doing」走る、飛ぶ、駆け抜ける、歩きでは得られない感覚を味わい

「being」そこに存在してること自体が楽しいんです。

 

こういう話を 大きな手で身振り手振りで話されてて 

ポワ〜ン度も上昇、血圧も上がるわ・笑( ´∀`)

 

個人的には 

「自然の息吹の中、思いっきり走って徹底的に疲れる」

っていう話にえらく共感。

夢中で外を走り遊び回っていた子供の時のように 童心に返る感覚が好き( ´∀`)

そして 家に帰って「あ〜〜 遊んだ〜〜 楽しかった〜 ゴーーッ(寝てる)」

そんな5秒後に寝てるような感覚が好きなんだな〜私も。

 

昨年?パタゴニアのレースに出た。

景色の素晴らしさに思わず 足を止めた。レース中では初めての事。

 そうか・・・パタゴニアの景色。 

テレビ放送でも見たけど もう1回見直してみるね。

 

外国の山も素晴らしいが 日本の山は繊細な表情を持っている。

1〜2時間移動し登山できる国はまずない。

確かに うちの住んでる街もそうだよね。

ちょっと車走らせれば すぐ 行けるよね。

 

気持ちのニーズに沿って 山を選ぶのもいい。

大絶景だと「わ〜 スゴイ〜 最高〜」だけで

終わってしまいがちなんだけ 日頃 思っている事を整理するとか、

悩みがある時とか 頭をクリアにする時に適しているのは 薄暗い山。

人生の岐路に立たされた時は 薄暗い山で走った。

思索にふけれるような 薄暗い山が好きです。

 うん、わかるわっ!!!

私的には 思索にふけれるのは野幌森林公園かな〜

あんまり激しい起伏は 思索にもふけれないほど無我夢中になるから

緩やかなトレイルは森にも癒やされて 心優しくなって 家に帰れるよね( ´∀`)

鏑木さんも 色んな事を山で走ることで解決してきたんだな〜と 

また 人間味が増した( ´∀`)

 

トレランは肩の力を抜いて。

レースでは1年目は途中リタイア。

2年目は もうちょっと距離を伸ばしリタイア。

3年目でゴール達成、そんな目指し方、楽しみ方でもいい。

 

トレランは楽しみ方が多様。

「より速く」とか、「何がなんでも完走」とか 

心に力が入って疲れてる時には思い出して欲しい。

「自由」と「遊び」それがトレラン。

 あ〜 今の自分に投げかけられてるような言葉だな〜と思った。

 確かに心に力が入って 疲れてるよ〜私は・笑(;・∀・)

 

ただね、「大雪ウルトラトレイル80キロ」は乗りかかった船だからさ、

私は 向こう岸まで渡ってあの景色を見たいんだよ〜

 

5年かけて「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン」に出て、

それからは ファンランをしてる方がいる。

「一生懸命頑張る時期」と「楽しむ時期」 

そんな風に自由にやるのもいい。

だね!そうだよね!

じゃ 今は「一生懸命頑張る時期」って事で「遊び」感欠如で

ギラついていきま〜す( ´∀`)

 

モンブランの140キロ地点では 死ぬ前なのかというほど 

走馬灯のように色んな事が浮かんできて 

幻覚や未来や過去まで見えてくる。

足の筋繊維が切れて 一歩ごと激痛が走り 血がジャブジャブする。

 

キツイ時ほど 日常味わえない事を楽しもうと

「これっ!この感覚だよねっ!」と思ったり

「幻覚サイコー!!!」と思ったり。

練習でも キツイ場面で脳をポジティブにするよう慣らしていったら

ある日 できるような時がくる。

「幻覚サイコー!!!」\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ 

私は 幻覚を見るようなレースに参加した事はないけれど

「幻覚サイコー!!!」って 叫ぶくらいの自分になってみたいと思いました。

幻覚に怯えるだけでなく、幻覚を見てるんだと冷静な判断ができる自分に

なっている事が 最低条件でこの言葉を発せれるんでしょ。

幻覚経験を積み重ねて(笑) そんな自分になってみたいな〜と憧れを感じた・・・

 

モンブランのゴールの歓声はスゴイ。歓声が風圧みたいに わーーーっと

降り注いてきて ほんとに感動するんです。

 そうか〜 「幻覚サイコー期」「足の血 ジャブジャブ期」からのゴール・・・

もう一回 モンブランの録画見直して 私も感動させて頂くね。

 

「ほんとに山が好きなんですよ」

「トレランに出会って 皆さん 運がいい」

「トレランは 一生やっても飽き足りない」

「 情熱」と「山好き」のかたまり発言ですよ。

いつも思います・・・自分の好きな事を熱心に語る人って素敵だ。

増して 私も「山好き」なんだから この場所で同じ事が好きな人同志が集まってて

幸せな気持ちにならないわけありません( ´∀`)

最高なひとときでした。

 

以上、 

鏑木さんが講演でお話された事と その後の懇親会で各テーブルをまわって

お話された事をまとめてみました。

 

厚田の美味しいものが 数々 運ばれてきた〜(会費2千円で とても豪勢でした)

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f:id:besmart-chari:20170702233143j:plainf:id:besmart-chari:20170702233333j:plain ここでは撮りきれない数々のお食事。

地元の婦人会の方が作って下さって。ほんと美味しかった!!!

ありがとうございました( ´∀`)

  

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で、2ショット。

田中陽希さんから 鏑木毅さんのもとへ。

いとも簡単に 移行、完了(笑

 

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白Tシャツとジャケットを こんなにかっこよく着こなす男性を私は知らない(笑

 

で、今回「神流マウンテンラン&ウォーク」を開催されてる実行委員会の方が

群馬県から来てくださってて。

 

この大会 私もテレビ「ランスマ」で見たけど 鏑木さんがプロデュースし

街の活性策として立ち上げてて 今では 超人気大会となってる。

 

そちらのお土産の恐竜グッズ争奪 じゃんけん大会が催され・・・

 

勝ってしまった・・・(笑)

くじ運は強い方だと最近 自負してたけど じゃんけんだけは弱かった・・・

それを 今回 克服( ´∀`)

 

恐竜・・・うちの息子が喜んでくれた。よかった(笑

神流からのお菓子は全員に配られた。ありがとうございました!!!

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そして 宴はお開きとなり、翌日 日曜日の実地となるのでした。

 

あ〜 長い・・・

長々とお付き合いありがとうございます。

今日で 完結させるつもりが 明日のつづく・・・パターンになってしまった!

 

よかったら また お付き合い下さいませm(_ _)m

いつも見に来て頂いてありがとうございます!

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