やりました!サブ3.5!洞爺湖マラソン! 次はトレイルへ突き進む!

走り始めて13年目。自分スタイルで楽しんで走ります♪

「ファミレス」

       f:id:besmart-chari:20170217232435p:plain  by    重松 清

 

料理は、優しさなんだ。誰かのためにつくる時が、一番うまくなるんだ。
何気ない日常を軽快なコメディータッチで描きながら、現代人ひとりひとりの真の意味での

自立と共生のあり方を見通す力強い作品です。
街なみも日常のくらしも、家族のかたちも変わる。

だからこそ、変わらないものが生きる支えになる。

手間ひまをかけるから美味しい。料理も、人生も。

「これから」を生きるすべての人たちへ―

おかしくて切なくて滋味に富む、震災以降の物語。

一年ぶりの長編小説!

 

ちょっと前 試写会に行ってた。

www.koisaika.jp

 

映画がとってもよくって 今の自分と同じ年代の主人公で感情移入しやすかった。

この原作が 今回読んだ 重松 清さんの「ファミレス」だったもんで

文章では どんな表現になっているのか知りたくて 読みました。

 

映画では「夫婦」を描いていたけど、

小説では「夫婦」「家族」「友情」。

 

この小説が 映画であのように描かれるのかと 脚本力の高さに驚愕。

家政婦のミタ」(見てない)、

女王の教室」(見てた)などの脚本を手がけている

遊川和彦さんの 初監督作品て事で 人の力って凄すぎるって唸りました。

 

いい話です。

 

子供が巣立った 50歳の夫婦。

2人きりの生活の始まり。

すれ違い多数。

料理する事で表す 伝えたい気持ち・・・

 

とかね、胸があったかくなる小説です。

 

そして この本を読んで ビックリ事実浮上!!!

 

離婚の危機近い夫婦の会話で、義父母がオシドリ夫婦に見えたと夫、発言。

その時 奥さんからの放たれた言葉。

 

オシドリってね、毎年パートナーを替えてるのよ。

 だから、あんなに仲良く寄り添って池に浮かんでるの」

 

そ、そうなのーーーーーーーっ! (゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!

 

オシドリ夫婦」崩壊・・・

毎年ーーーーーーっ!!!

罪深き鳥よ(笑

強い子孫を残すための行為なんだろうね。

 

調べたら 鶴は一生一緒なんだって。

「つる夫婦」・・・って 言いにくいね。

 

この小説 自分と同じ年代設定だから 胸にぐんとくる言葉も数々あって。

ちょっと抜粋。

 

50歳とは、あきらめをつけざるをえない年齢なのか、

もうひと踏ん張りしなくてはならない年齢なのか。

おそらく、その両方なのだろう。

なにかを潔く捨て去り、別のなにかはしっかりと守る。

それが50歳の生きざまというやつなのだろう。

 問題はその「なにか」の見極めなのだ。

もしも、万が一、あきらめるべきものを手放せないまま、

やるべきことをやらずにいるのなら、

それはあまりにもむなしい人生ではないか。

 

人生半世紀。

半世紀ーーーー(゚д゚)!

色々 あるよね、みんな、みんな。

 

この小説は 料理を作る描写がいっぱい。

自分もちょっとこだわって 誰かの「おいしい顔」が見たいから

丁寧に心を込めて作りたいなと 優しい自分になれました。

 

映画 もう1回見たいな( ´∀`)

 

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